「車のバッテリーが上がった!」「事故で動けない!」そんな時に駆けつけてくれるロードサービス。実は今、この業界は大きな転換期を迎えています。
2024年から本格的に始まった「働き方改革」が、2026年の今、私たちの暮らしや働く環境にどのような影響を与えているのか。専門用語を抜きにして、わかりやすく解説します!

一言でいうと、「隊員さんの働きすぎを防ぎ、安全を守るためのルール」が厳しくなったからです。
以前のロードサービスは「24時間365日、いつでも即参上!」を維持するために、隊員の長時間労働に頼っていた側面がありました。しかし、それでは体が持ちませんし、事故のリスクも高まります。そこで、残業時間に上限を設け、しっかり休みを取る仕組みが作られました。
働く側にとっても、サービスを利用する側にとっても、良い変化がたくさんあります。
これまでは「いつ呼ばれるかわからない」という不安がありましたが、勤務時間がきっちり管理されるようになりました。「家族との時間が増えた」「しっかり寝られるようになった」という隊員さんが増えています。
しっかり休めるということは、集中力が続くということ。運転ミスや作業中の怪我が減り、より高品質で安全なサービスを受けられるようになります。
限られた人数と時間で現場へ向かうため、AIによる配車システムなどが導入されています。スマホで現在地を送れば、一番近くの車が効率よく駆けつけてくれる仕組みです。
労働環境が整うことで、若手や異業種からの転職者も増えています。「かっこいいプロのレスキュー隊」としての地位が向上しつつあります。
一方で、急激な変化による「痛み」も出ています。
隊員さんの労働時間に制限があるため、特に大雪や連休などの繁忙期は、「動ける車がない」という状況が発生しやすくなっています。以前より到着まで時間がかかるケースが増えるかもしれません。
「残業代でガッツリ稼ぎたい!」というタイプの人にとっては、働く時間が制限されることで手取り額が減ってしまうという悩みも出ています。
24時間体制を維持するには、たくさんの人数が必要です。人手が足りない小さな会社では、夜間の対応をやめたり、大手の傘下に入ったりするケースが増えています。
人件費やシステム投資がかさむため、ロードサービスの利用料金や保険の特約料金が少しずつ上がっていく傾向にあります。
2026年のロードサービス業界は、「隊員の健康」と「お客様への安心」を両立させるための新しい形を模索しています。
昔のような「無理な働き方」はできなくなりますが、その分、最新技術を活用したスマートで安全な業界へと進化しています。
もし、あなたがこれからロードサービス業界で働こうと考えているなら、「しっかり休みが取れて、ITも活用している会社」を選ぶのが、これからの時代のスタンダードになるでしょう。
今年の広報部は昨年以上に頑張ります。
今年もよろしくお願いいたします。