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ロードサービスの仕事はきつい?
“本当のやりがい”と現場のリアル

2025.07.01

 

ロードサービスというと「夜中でも出動する」「クルマを引っぱる力仕事」「危険な高速道路での作業」など、ハードな場面ばかりが語られがちです。確かに簡単な仕事ではありません。しかし兵庫県丹波篠山市を拠点にロードサービスを手掛ける株式会社トルクでは、手厚い研修と柔軟な勤務制度を整え、未経験者でも安心して一歩を踏み出せる環境をつくっています。今回は公式サイトの情報をもとに、仕事の大変さとやりがいを“事実ベース”でお伝えします。

 

1. きついと言われる理由と実際の負荷

トルクのロードサービス隊員は24時間体制で要請を受けるものの、勤務はシフト制です。基本の稼働時間は9:00〜19:00で、待機中は休憩扱い。平均すると1日の出動は3〜4件程度で、要請がない時間は車両点検や待機にあてています。夜間待機や悪天候出動は確かに緊張を伴いますが、四六時中現場を飛び回っているわけではありません。

大型レッカーや積載車を操作する際には重量物や特殊機材を扱います。ただし同社では油圧ゲートやリモコン操作を積極的に導入し、作業負荷をできる限り機械で補っています。また高速道路や事故現場へ向かう際は、NEXCOや消防と連携するため安全確保のマニュアルが徹底されており、独りで危険な作業を抱え込むことはありません。

 

2. 横乗りから始まる段階研修

未経験者は入社後まず1〜4週間の「横乗り体験」で先輩隊員の助手席に乗り、安全確認や挨拶の基本を学びます。続く2〜8週間はペア出動。先輩が後方支援に回り、徐々に自分で判断・作業できる範囲を広げていきます。最後に社内試験に合格すると独り立ち。作業に不安があるうちは先輩が必ずフォローする仕組みです。

さらにクレーン・玉掛け・ウインチなどの資格取得費用は会社が全額負担。学科だけでなく実技も現場で反復できるため、資格と実務スキルを同時に身につけられます。インターンシップ制度もあり、応募前に助手席から一日仕事を見学できるので、現場の空気を確かめたうえで入社を判断できます。

 

3. 年に一度の合同訓練とマナー講習

技術だけでなく接客品質にも力を入れているのがトルクの特徴です。毎年、外部講師を招いたマナー講習を実施し、「家族からも話し方が変わった」と評判になるほどの効果が出ています。さらに丹波篠山消防署・NEXCOとの合同訓練では本番さながらの現場対応を体験。こうした定期訓練があるからこそ、いざというときも落ち着いて対応できる隊員が育ちます。

 

4. 働きやすさを支える待遇

ロードサービスは生活インフラを守る仕事だけに、給与水準も高めです。トルクのロードサービス隊員は月給40万円以上+賞与。残業が発生した場合は固定残業代を超えた分を全額支給します。シフトの組み方も柔軟で、「家族優先時間勤務」「夜勤専属」など希望に合わせた働き方を選択可能。休日出勤の強制や転勤はありません。

 

5. ある日の仕事の流れ

公式サイトに紹介されている平日シフト例をまとめると、午前9時に車両点検と待機を開始し、午前中にバッテリー上がり対応、午後はパンク修理や事故レッカー、高速道路での故障車救援などをこなします。昼食や待機時間が適宜挟まれ、19時には退社。要請がなければ点検や雑談を通じて情報交換し、現場で得たノウハウをチーム全体で共有しています。

 

6. 現場で感じるやりがい

依頼の大半は大手保険会社やJAFからの正式要請です。トラブル現場でお客様と対面するのは初対面のわずかな時間ですが、復旧後には必ず「助かった」「本当にありがとう」という言葉が返ってきます。隊員たちはこの直接の感謝こそが最大のモチベーションと語ります。また小型車から大型トラックまで幅広い案件を経験できるため、クルマ好き・メカ好きには日々が学びと挑戦の連続です。

 

7. こんな人に向いている

同社の募集要項では、車好き・人助けが好き・責任感が強い・達成感を味わいたい――そんな気持ちのいずれかに当てはまれば大歓迎としています。学歴や業界経験は不問。中型免許さえあれば、あとは研修と資格支援でステップアップできるので「整備経験ゼロだけど挑戦したい」という方も安心です。

 

ロードサービスは確かに楽な仕事ではありません。それでも株式会社トルクでは、

  • 1日平均3〜4件の出動で無理のないシフトを組む体制
  • 横乗り体験から独り立ちまでの段階研修と資格取得支援
  • 月給40万円スタートの高水準な待遇と柔軟な勤務制度
  • 消防やNEXCOと連携した安全教育とマナー講習

といった仕組みを整え、“きつさ”を上回るやりがいを提供しています。

「車のトラブルで困っている人を助けたい」「特殊車両を扱うプロとして腕を磨きたい」――そんな思いを持った方は、まずはインターンシップ見学で現場を体感してみてください。あなたの挑戦が、誰かの日常を取り戻す力になります。